ノットステア

アミューズメント・パークのノットステアのレビュー・感想・評価

アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)
3.5
○アマプラ紹介文
遊園地で老人が罵られ、大変な目にあう。



○感想
高齢者差別を描いた作品。
アミューズメント・パークを訪れた高齢者が遭遇する差別。自分にも、周りの高齢者にも差別の目は向けられる。

以下、ネタバレあり















この映画に出てくる高齢者、多様だったなぁ。いや、高齢者に限らずだ。
若いカップルが占いでみた将来もヒドイし。
良い人もいれば、それはちょっと、、、と思う行動もあるし。
言いたいことを箇条書きにすると、
・アミューズメント・パーク混みすぎ!!
・自分一人で持ちきれないほど買うなよ。。。誰か持ってぇ、助けてぇはなかなかね。。。
・自分の将来が悪いからってなぜ71歳の高齢者(主人公)を殴る?
・急にアミューズメント・パークが自分一人になるのはめっちゃ怖い、、、
・突然現れたやんちゃバイク乗り、なぜ主人公をボコボコに?なんで?
・ボコボコにされた高齢者を誰も助けないのはどうして???



○あらすじ
高齢者差別について語る老人。

冷たく白い部屋。
さっき語ってた人が真っ白なスーツ姿になってる。しかも二人になって会話してる。片方は怪我してボロボロ。外には何もないと言う。もう一人はこれから外に。

高齢者差別いろいろ。収入とか、視力とか。
なんやかんやでボロボロになった老人はそれでもなせかアミューズメント・パーク内をうろつく。
目の前にピクニックしてる女の子とその母親。
女の子が主人公を手招きする。主人公は絵本を読んであげる。女の子はチキンを主人公にあげる。絵本は3匹の子豚。その途中で母親が片付けをし始める。読んでる途中で立ち去る親子。行かないでくれと泣く主人公。絶望。

主人公は冷たく白い部屋に。そこに怪我する前の自分がやって来る。