このレビューはネタバレを含みます
ラストの画面暗転、泣き声、タイトルを効果的にやるための静かな作りに感じた。
あえて感情表現も抑えて、一人に焦点を当てず散らした展開なのかなと。(観る側も感情が散るからそこまで落ちない)
時系列を崩さないでやると、この静かさには飽きたと思うので、これはいつ?っていう少しの混乱を挟みながら進めていくのは良かったと思う。
そもそも父ちゃん動かなくなった時点で通報していたら、すでに世間がクソ認定済みの父ちゃんの事故死で済んだ話だけど、ボラの心にとってはこの展開(自分だけを想って助けて庇って身代わりになってもらう経験で罪悪感、反省、想ってくれる人を想えることが出来たから)、告白に至れたんだろうな。
ここでの評価は低いけど良い映画だと思った。
英題のGo Backはなんか違う!