いちじく

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎のいちじくのネタバレレビュー・内容・結末

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)
1.9

このレビューはネタバレを含みます

1956年、銀行に勤める水木が野心のために村の葬式に行って製薬会社一族の御家騒動に巻き込まれ、妻を探すゲゲ朗と共に一族の謎を探る。
ゲゲ朗の妻が製薬の養分にされていてショック。諸悪の元凶の時貞が孫を依代にして復活したのでやっつける。暴走した悪霊をゲゲ朗が犠牲になって押さえ込む。


金田一耕助のお家騒動始まって戸惑う。

シナリオ嫌い。煙草だのグロだの近親相姦だの、露悪的なシナリオとテレビアニメ的な描写との相性が悪くてキツイ。ポンポン進む話運びでキャラクターに深みを感じない。
一昔前のグロ系エロゲーのシナリオを薄くしたみたいな。

キャラデザ嫌い。太っても体型だけが変わって顔の肉はそのまま。デケー耳飾りの長髪糸目。

「変化を望まず恐れて潰そうとするものもおる。そのせめぎ合いで時代は紡がれていくのじゃよ。」
物語の主題とあまり関わってないように思えるけれど、水木とゲゲ朗みたいに悪をやっつける人達=この映画を否定するなってこと?思想が強く感じてちょい抵抗がある。

猫娘が美少女でビックリ。
屋上の戦闘で急にテイストが変わる。
栄養ドリンクが飲みたくなくなる。
BL好き女性達が盛り上がってるらしいが、何がそんなに刺さったんだろうか。
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