このレビューはネタバレを含みます
アマプラ。
非ながら観。
ちょっとした事ですぐに逃げ続ける主人公。自分の合わせ鏡のような父親と再会する事で自分を客観視し、やがて自分の弱さとちゃんと向き合おうとする。
とても良かった。
見事な構成で、しっかり主人公の感情を紡いでいた。最後が大団円にならず、ちゃんとこれまでの言動の清算をさせられてたのも良かった。
最後の彼女の告白。
冒頭の主人公だったら全部聞かずに部屋から逃げ出してたはず。
大きな失敗ではあったけど、少しだけ人間として成長できたのではなかろうか。
彼はこの先どう生きていくのだろうかという事に思いを馳せる終わり方だった。
面白くなってきやがった。
大事よね、この考え方w