庵野秀明が撮った仮面ライダー。
それ以上でも以下でもないような作品でした。
1つの映画作品としてそれ以上のものを期待して観ても何も出てこないけど、仮面ライダーを見ている感じは存分に堪能できるような作品じゃないでしょうか。
CGやアクションがしょぼかったといえばそうかもしれませんが、例えば87イレブンがやるようなゴリゴリでキレキレなアクションを仮面ライダーが繰り広げてそれが面白いかと言わればそれは単に仮面ライダーのコスプレをした人たちのアクション映画にしか見えない気がします。
なので、“仮面ライダー”という意味では今作のやり方が一応正解なんじゃないでしょうか。
リアルタイム世代のファンの方がどう思うかは分かりませんが。
子供の頃にビデオか何かで見た昔の仮面ライダーっぽい懐かしさとかに心くすぐられる部分もあったし、楽しんで観ました。
とはいえ自分の場合仮面ライダーに関しては子供の頃にゴジラやウルトラマンほど熱中してなかったので、普通な温度感でした。
まあそりゃそうだろう、結局は仮面ライダーの作品なので。
誰かこの映画の中でプラーナって単語が何回出てきたか数えた方がいたら教えてほしいですね。笑
まんま綾波レイだった浜辺美が1番輝いてました。