↓のレビューは。今はもうなくなっってしまった映画レビューサイトに、鑑賞直後に投稿したレビューを。こちらのサイトに移行する際に、以前のアカウントにて投稿したレビューになります。
☆☆☆★★
２００８年１１月３日 シネマート六本木/スクリーン２
※ 舞台挨拶有り
※ この時の舞台挨拶は映画上映前。
実はこの時に、私の目の前には安藤サクラが居た。
以前に安藤サクラを認識したのは、父親で有る奥田瑛二が監督した『長い散歩』と『風の外側』の２本のみ。
『風の外側』での彼女の演技は、はっきり言って演技以前の問題だった。
『風の外側』に至っては、出て居たのさえ覚えていない。
…しかし。
この作品で彼女の演技を観た瞬間に、「一体どうしたんだ！」…と思った程。
「ひょっとしたらとんでもない女優が現れたのでは？」…と。
それぐらいに、彼女の演技力に魅せられた。
思えば、あの舞台挨拶が上映後だっならば…と、今でも思う。
『あゝ？奥田瑛二の娘ね！」
あの時にそう思いながら、目の前にいる女優を、冷めた目で見ていたのを少し恥じる。
