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デビル・アライブのNoAceJustYouのネタバレレビュー・内容・結末

デビル・アライブ(2016年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

2023/05/06鑑賞。31点。
〈あらすじ・ネタバレあり〉
1989年。
精神病院に収監されていたレナードは交通事故で亡くなった叔父の家を相続することになり、その家で在宅拘禁制度を受けることになる。

レナードの足首にはGPS付きの警報装置がつけられ、半径30メートルよりも外側に出れば警察に通報される仕組み。

レナードの父は、55人の被害者を生んだ連続殺人鬼"ブッチャー"ことオーランで、死亡してから10年経ったものの時折父親の幻覚を見る。

拘禁生活早々、新聞記事を読んだレナードは、ヒッチハイカーが狙われる連続殺人事件が発生していることを知る。
行動範囲が狭いため買い物に出かけることもできず、レナードは求人広告を出して応募してきた学生・ミッチーを雇うことに。
偶然にもミッチーは、約20年前、まだ幼いレナードと一緒に遊んでいた友達だった。

拘禁生活から1週間が経つ頃。
レナードは、犯行現場にペンタグラムを残す悪魔崇拝的な連続殺人事件が発生していることに興味を示す。
ペンタグラムは、自宅の敷地内でも見つかる。
テレビ番組にも出演する犯罪学の専門家・ハートに連絡したレナードは、カルト教団が連続殺人鬼ブッチャーを復活させるための儀式の一環としてペンタグラムを描いていると教えてもらう。

その夜、レナードは自宅で何者かに襲われる。
レナードを監督する保安官は、彼が妄想型統合失調症で精神病院に収監されていたことから、その話を信じようとしない。
保安官は去っていく。

そんな中レナードが1人で家にいると、父・オーランが姿を現す。
オーランはFBIに撃たれた後辛うじて生き延び、弟に匿ってもらった。しかし、その弟が酒気帯び運転で死亡したので、相続者であるレナードの前に姿を現したというわけだ。

オーランは、まず新聞配達員を殺害。
レナードの足首の警報装置にアルミホイルを巻くことでGPSの信号を遮断し、オーランは様子を見に来た保安官の頭を殴りつけて気絶させる。

そこにミッチーが訪ねてくる。
ミッチーはオーランを信奉するカルト教団のメンバーで、レナードの中にオーランの魂があると信じていた。
ミッチーは幼い頃飲んだくれだった母親に虐待されていたが、オーランが彼女の母親を殺したことによりまともな生活が送れるようになったのだ。
だがオーランからすれば、カルト教団の存在は邪魔でしかない。ミッチー含め世間はオーランが死んだと思っているので、オーランが犯した殺人もカルト教団の犯行として処理される。それはプライドの高いオーランにとって許せないことだった。

オーランはミッチーが連れてきたカルト教団のメンバーを皆殺しにし、レナードと一緒に彼女を殺すことに。
レナードは父親に協力するフリをして、隙をついてオーランにハサミを突き刺す。
オーランの頭を壁に叩きつけて気絶させ、ミッチーを救おうとするが、そこに目を覚ました保安官がショットガンを持って突入してくる。

保安官に殺されかけたレナードを救ったのは、意識を取り戻したオーランだった。
オーランは保安官を突き刺した後、ミッチーの首を掻っ切る。レナードは保安官の遺体からスタンガンを奪ってオーランに浴びせ、ショットガンで射殺する。
死に際のオーランは、息子が強くなったことを喜んでいた。
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