たかし

かそけきサンカヨウのたかしのネタバレレビュー・内容・結末

かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

❮自分史上いちばん古い記憶は?❯
→陽:幼少期、母と見たサンカヨウ

映画音楽家の父と2人暮らしの陽は、高校入学前に父から結婚したい相手・美子と娘ひなたを紹介され4人で住むことになる。

陽と仲良しグループの1人・陸は、心臓の病気でバスケを辞め陽と同じ美術部に。父は海外赴任中、父方祖母と母の3人暮らし。

陽と陸は8月の手術前に2人で出かける約束をする。陽の実母(三輪佐千代)の個展。本人には別の家族があり、面と向かっても他人行儀だったことに落胆。
陽が3歳の頃、若かりし夫婦で白黒つけてしまったことで実母が出て行った。父の話を聞いてから改めて実母と会い、以来メールする仲。

サキに陽と付き合ってるんでしょ?と言われて以来、陸は変に意識する。
陸の行きたい場所に行くことになり空港へ出かける。陸にとっての❮❯は母と父の見送りに飛行機見に来た光景だった。

陸は手術が成功。
登校再開して、陽に告白される陸。だが、気持ちがわからないと言う。
美子から、個展は実母のだったと知らされる陸。大切だからこそ言えないことがある、とサキに諭される。

陸は、母と祖母の仲を懸念して父と海外行くことを提案。仲は合わないこと多いが早産で気が滅入っていたとき助けてくれたのは祖母で、いまのままの父が好きだと本音を聞く。

絵がある陽に対して、夢も何もない自分が劣等感を抱き距離置いていた。
陽の誕生会で自分のいまの気持ちを一生懸命に伝え、陽を描いた絵をプレゼント。2人でサンカヨウを見に行こうと約束。



[感想]
○青春期に味わう、恋愛・将来・家族の問題を描く。ここで登場する親は良い人すぎて恵まれてるなと感じる。それでも簡単に答えを出さない結果は支持(陸の気持ち定まらず)。
○陽は急に告白した感が拭えない。そして、ピュアだからこそ罪な男である陸w
○陽、陸のW主演。
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