ハレルヤ

べイビーわるきゅーれのハレルヤのレビュー・感想・評価

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)
3.8
高校を卒業したばかりのちさととまひろ。2人暮らしをする彼女たちの正体は殺し屋。慣れない社会人生活で色々苦戦する中、殺した相手がヤクザだった事で組織から命を狙われるアクションコメディ映画。

アクション映画「ある用務員」で登場した女子高生2人組の殺し屋を単体で主人公に据えたのが本作。役名は違いますが設定はそのままで、演じているのも髙石あかりと伊澤彩織がそのまま同じキャスティング。そして監督も阪元裕吾で同じ布陣。

ちさととまひろの2人の不器用な日常生活を中心にしつつ、殺し屋稼業の様子も所々で見せる。そして後半からラストまではアクション乱れ打ち。ブラックコメディな作風を維持しながらの1時間半であっという間。物語の流れもテンポも良かったです。

アクションは「ある用務員」と同じくしっかりと見せてくれる内容。銃器を使ったアクションは髙石あかりがメインで、格闘戦は伊澤彩織がメイン。それぞれで自身がガッツリ体を張ったバトルを展開するので見応えは抜群。

一歩間違えたらただのB級映画ですが、キャストと演出の巧さで楽しめる仕上がりになっていました。続編もそのまま見ようと思います。
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