何となく気になっていた「こちらあみ子」を初鑑賞してみた。気になったとは言え予備知識はパッケージぐらいのイメージしかないけれど。先入観なしで楽しんでみたい。
『あみ子』を中心とした家族の物語なのかな。尾野真千子と井浦新が親みたい。尾野真千子のホクロどアップ…めっちゃ出てくるやん。とにかく、あみ子がガン見するタイプの子供と言うのは十分に理解した。
割りと田舎っぽいけど舞台は何処なんやろう。広島の方言っぽいね。時代背景はいつ頃なのかな。少し古い年代のものかとかと勝手に思ってみたけど任天堂スイッチが出てきたから現在の設定みたい。
あみ子は無邪気で不思議な女のコ。小学生ならまだ変わった子ぐらいで良かったけど中学生ともなると確実に浮いてくる。とにかく、自分の世界に閉じ籠った印象が続く。
それにしても、何でお風呂に入らへんのかな。臭いのは流石に少し引くよ。何時も裸足なのも気にはなるがマイペースかつ自由奔放すぎるので、もう細かいトコまで気には掛けてはいられない状況が続くのだ。
あみ子の存在に気付けば引き込まれてしまうテイストかな。家族の関係を含めて。これは感情移入とは何処か違うけど何かと引き込む力が大きい。
ともかく、とある家族にスポットを当てた作品やけど…どう捉えるのか難しい印象。前向きや後ろ向きでは無いし。また、そこまで悲観的でも無いような気もする。
フムム…つまりは、ありのままのテイストかな。あみ子本人がどう受け止めるかが、ポイントになりそうやけど。ただ親の責任は果たさなくてはいけないと感じる今日この頃。
