ダニエル・クレイグ演じる名探偵ブランの物語。今作の舞台はエーゲ海に浮かぶ孤島。大富豪とその仲間たちがマーダーミステリーに興じるため集まったところ、なぜかブランも呼ばれており、、というお話。
別荘とは思えないくらい豪華な孤島の施設になっているので、見ていて楽しい。また俳優陣もデイブ・バウティスタやエドワード・ノートンが良い味を出していて、ウィスキー役のマデリン・クラインやジャネール・モネイが可愛くてよかった！
ミステリー自体は面白かったのだけれど、トリックがそれこそ玉ねぎが一枚ずつ剥がれるように明かされていくせいで謎が解かれた時の爽快感が少なめ。あと探偵ブランの長回し以外の見せ場はもっと欲しかったかなあ。
とはいえ終わり方は新しくてよかったし、無限に続けられるので今後も楽しみ！原作無しで探偵シリーズを確立した、というのは結構すごいことなのでは？
