よくここまでまとめ挙げたなという感想だ。
ストーリーは誰もが知っているものだし、ブラッシュアップが難しいかなと思っていたが、なるほど良くできている。
特に冒頭のワクワク感と舞踏会のダンスシーンは圧巻だった。
オリジナル曲が少なく、有名な曲を使ったのも良かったかもしれない。
ただ、気になったのはキャスティング。特に主役のカミラ・カベロだ。
歌は上手いが、声色に変化が少なく「カミラ・カベロが歌っているだけ」になってしまった。
そういうものだと受け入れることもできたが、どうしても母役のイディナ・メンゼルと比較してしまう。
カミラ・カベロの歌声にパワーがなかったのも残念で、完全にイディナ・メンゼルに喰われてしまっていた。
いや、イディナ・メンゼルが凄すぎるだけなんだろうけど。
それなら、ゼンデイヤとかにして、めちゃくちゃ踊らすとかでも良かったのではなかったか。
ダンスシーンが少なかったのも残念ポイントだった。ダンスシーン自体は素晴らしいのだが。
欲を言えばというところだが、皆さまはどう感じただろうか。
Netflixのクィア・アイをパロったりするところは笑わせていただきました。