オースティン

シンデレラのオースティンのレビュー・感想・評価

シンデレラ(2021年製作の映画)
3.5
よくここまでまとめ挙げたなという感想だ。

ストーリーは誰もが知っているものだし、ブラッシュアップが難しいかなと思っていたが、なるほど良くできている。

特に冒頭のワクワク感と舞踏会のダンスシーンは圧巻だった。

オリジナル曲が少なく、有名な曲を使ったのも良かったかもしれない。

ただ、気になったのはキャスティング。特に主役のカミラ・カベロだ。

歌は上手いが、声色に変化が少なく「カミラ・カベロが歌っているだけ」になってしまった。

そういうものだと受け入れることもできたが、どうしても母役のイディナ・メンゼルと比較してしまう。

カミラ・カベロの歌声にパワーがなかったのも残念で、完全にイディナ・メンゼルに喰われてしまっていた。

いや、イディナ・メンゼルが凄すぎるだけなんだろうけど。

それなら、ゼンデイヤとかにして、めちゃくちゃ踊らすとかでも良かったのではなかったか。

ダンスシーンが少なかったのも残念ポイントだった。ダンスシーン自体は素晴らしいのだが。

欲を言えばというところだが、皆さまはどう感じただろうか。

Netflixのクィア・アイをパロったりするところは笑わせていただきました。