このレビューはネタバレを含みます
ドラマをamazonprimeで見て、映画を見ました。ドラマが面白かったので期待していましたが、映画はドラマのようではありませんでした。なんか、長く感じたというか?後半だらけたように感じました。
(とはいえ、阿川さんの保護司になった理由が映画で明らかに…!)
でも、それをないことにしたのは森田剛です!あの、陰の感じがスゴいな〜と、終始目が離せませんでした!
初めは、罪を犯してしまった人が刑期を終えて、その後どう過ごすか。また罪に呼び寄せられてしまう場面と葛藤しながら踏みとどまったり、また罪を繰り返してしまったり。そんな映画かと思っていたのですが、実際は、「虐待を受けたひとは、その過去からは逃れられず、いずれ犯罪を犯す」と言ってるような映画に見えてしまった。
虐待は脳の発達にも影響を与えるといわれているし、大人になってからも辛い思いが続いてしまうひとがいることも事実なのかもしれないけど、そうではないひともいる。内容が過去に寄って作られているので、偏見に繋がったりする可能性もあるのでは?と思えた。そこが引っかかってモヤモヤしてしまいました。
実が「あんなに小さかったんだ…」と言ったセリフが残ってます。
子どもだったからこそ、分からなかったこと。また、大人になったから分かること。その長い時間の流れも感じて、せつないセリフでした。
なんで、リリーフランキーは暴力を振うようになったんだろ?経済的な理由?それとも、もともとそういうひとで、動物園みたいな日もあって、感情に起伏が激しかったのかな?
セリフを聞き逃してしまったかもしれないので、もしも知っているひとがいたら、教えていただきたいです⭐︎