まぁまぁ。思春期のJK2人の話なのだが、やっぱこの頃のJK同士に異様に距離感が近くて(キスしたりしてる)百合気味なのはどの国も一緒なのね。
ラストで｢あたしがあなたのお姉さんだよ！｣からの狭いプールで2人並列で背泳ぎする俯瞰ショットは暑い🔥

チンチン擦りつけてくるハゲ教授への想い入れ？のくだりはよう分からんかった。

カトリックの会合中に全裸中年男性が殴り込み、明らかにJKの視線がチンコ見てるのは良い。

カット割りが下手すぎて登場人物が同じ場所にいるかどうかすら分からないのは改善したほうがよいかと

• #2021Jul.riazor511

歌うこと、音が漏れること、テルミン、囁き声、医療聴診実験、全部音にまつわること、それがセリーヌ・シアマの『水の中のつぼみ』みたいな少女の性欲と思春期のクネクネした感情のなかでまじりあう。
ゆっきーさんも書いてる通り、カットはとにかく美意識優先でむちゃくちゃなのだけど、どうやったらこんな表情を現場で収められるの？ってぐらい役者の顔が魅力的。もちろんイチャ付き合ったりはしゃぎ合う顔だけじゃなくて（それがすごいのだけど）、呆けながらプール脇でフレーズを暗唱する無顔、少女たちが囁きあうときのどこを見てるでもない無顔、侵入男のちんぽを見つめるときの無顔、ハゲたイケおじにちんぽを押し付けられてるときの無顔……みたいな喜怒哀楽のなにかを意味しているわけでもないどこを向いてるわけでもないあの表情が映画のアクセントになっていてとても良かった。しかしキスシーンが全部いい。ぎゃーって声出る。

• #phのL映画

本作は極めて「音」の映画であった、録音にかなり力を入れており、プールのシーケンスの水音はASMRと化してた、そこだけ集めて永遠に観ていたい。

面白さへの漸近を映画側から拒絶しているという印象を抱く、それが珍妙さでありアルゼンチンニューウェーブの良さでもある。

邪悪さに全振りしたレアセドゥ的な容貌をした主演の俗世全てを侮蔑しきった眼差しがよき。