すえ

セミマゲドンのすえのレビュー・感想・評価

セミマゲドン(2018年製作の映画)
3.7
記録

拝啓
暑い季節になってきましたね、猛暑日を超える地域も出てきたようです。皆様どうお過ごしでしょうか。そろそろ蝉も鳴き始める暑さです、そんなあなたに『セミマゲドン』!!原題は『CICADA!(セミ!)』、とんでもねぇや!!

エロ、友情、下ネタ、笑い、そしてセミ。
…セミ!?

夜勤明けの疲れた体に『セミマゲドン』。完全に変なテンションで観てしまった。こんな高得点をつけるのは本意ではないが、あまりにも俺の感性にマッチしてしまった。一々面白い。

巨大化した人喰いセミが蔓延るディストピア、世界を守るため元メジャーリーガーはバットを振るう。自分で書いてても何が何だか分かんねぇな、でもこういう感じの映画。(全然違う)
なんといっても発想がすごい、セミ映画を撮ろうと思わんやろ普通、セミ映画ってなんやねん。

この映画をB級やらC級やらZ級などにわざわざジャンル分けするのは無粋、これ単体として独立したもの。オンリーワンのセミ映画であって、それでいてしっかりとクソ映画。しかし、クソ映画の中では群を抜いている、他の作品とは全く違う匂いがする。もしかするとリピートするかもしれない、それほどに良かった。オールタイム・ベストセミ映画。

キャストが楽しそうに演じていて、本当に微笑ましかった。こういう映画ならではの緩さが好き。

“頭にホイルを巻くと何をしても許されるのさ”

2023,212本目 7/13 AmazonPrime
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