西暦1927年、ルイジアナ州にあるとあるホテルに滞在していた画家が村人たちからリンチを受けて殺されてしまった。
それから54年後、そのホテルを相続したライザは営業再開に向けて工事を行うことにしたが・・・・。
ルチオ・フルチ監督の地獄の門が開かれたことによる惨劇や怪奇現象を描いた名作スプラッターホラー映画。
正直ストーリーはあってないようなもので意味不明な部分が多かったと感じた。
しかしスプラッター描写や残酷描写に関してはさすがフルチ監督だけありかなり気合が入っていて、大量のタランチュラの襲撃やゾンビによるパニック、盲導犬が主人を襲うなどバラエティ豊かだったのは素晴らしかった。
ただ登場するゾンビに関してはあまり腐敗している感じはなくサンゲリアのゾンビなどに比べるとやや物足りない感じはした。
しかしラストの終末映画みたいなオチは印象的で、全体的にバラエティ豊かな映像を楽しむための作品であった。