lingmudayan

月光の囁きのlingmudayanのレビュー・感想・評価

月光の囁き(1999年製作の映画)
3.0
SMという単純な構図に落としてしまうことに抵抗があるが、水橋研二の変態性に引きずられる形でつぐみも戻れないところまで行ってしまうという2人だけの関係性がよく描かれていたと思う。水橋が自分の性癖について途中から開き直ってくる辺りが面白く、これが「異常」な性癖であってもそれをあるがまま理解しようとする=「個」に着目する90年代らしさなのかと感じた。
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