主人公の繊細な演技に引き込まれた作品だった。
実話だと言うからWiki見たら
実際の事件では犯人の動機はわかっておらず
監督は、犯罪者だから悪という決めつけの無責任さへの否定をしていて
息子を拒絶する母親の冷たさに耐えられなくなった、“かもしれない”
凶行数日前に起きた別の拳銃発砲事件に関する報道を目にして影響を受けた“かもしれない”
という、かもしれないを描いたのと銃規制に関する映画と明言している。
─時々僕は自分を見て分からなくなる
誰を見ているのか
何ていうか、そいつに届かない
皆と同じになるようそいつを変えたいけど
方法がわからない
だから結局僕はここにこうしてるしかない─
この感覚、わかるなぁって思った。
コントロールできない自分がいるときある。