Boss2054

名探偵コナン ベイカー街の亡霊のBoss2054のレビュー・感想・評価

4.8
NHK「プロフェッショナル」で青山剛昌さんの回を観た。
その作劇術、
トリックを先に発案して
それを実際に試してみてからストーリーを組み立てて行く。

さらに、そのストーリーに合わせて実際にロケ地までロケハンに行くト云う
アクティブで丁寧な取材方法。

さらにさらに青山剛昌さんの仕事部屋に飾ってある
松田優作さんの巨大な写真パネル⁉︎
それらを見てとにかく興味をそそられた。

何しろワタシは
記憶する限りコナンシリーズを2本しか観ていない。
それも誘われて行っただけで、
自らは進んで観たコトがなかったのだ。
ホント、申し訳ありません、だ。

そこで劇団員にオススメを尋ねたところ
全員一致でこの
「ベイカー街の亡霊」をススメてくれた。
何がそんなに面白いのだろう?
ト思って見始めたのだが、
オープニングタイトルの脚本に
野沢尚さんの名前を発見❣️
なるほど、そりゃあ、面白いわけだ、ト、一瞬にして腑に落ちた❣️
野沢尚さんはワタシの大好きな脚本家さんだ。

さて、2002年の作品だが、
テーマとしては全く古びてない。
むしろ今こそぴったりト云う思いがした。
AI、二世議員、バーチャルリアリティ等等。
今こそ実現している技術や未だに解決を見ない問題などがテーマとして扱われている。
凄い‼︎

本編のベイカー街に関しては、
プロフェッショナルで青山剛昌さんが語っている通り。
まさに大ファンの証だ❣️

ワタシが面白かったのは、
コナン君の父親工藤優作のネーミング。
ココで松田優作さんのファンだと云うコトが見事に見て取れる。
松田優作さんが探偵物語で演じてた主人公の名前が工藤俊作。
もう説明する必要もないだろう。
で、このコトを劇団員に自慢したら、
そんなコトとっくに知ってます。
ト、一笑に付された。

さらに音楽担当の大野克夫さんは
太陽にほえろ!の作曲家さんだ❣️
もちろん松田優作さんは太陽にほえろ!の
ジーパン刑事出身である。
それも自慢したら、
またまた一笑に付された。
あはは😆

もう自慢するコトがない…。
トホホ。

次回は、「純黒の悪夢」の予定です❣️
ウホホッ☺️
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