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かもめ食堂のtoumeiのネタバレレビュー・内容・結末

かもめ食堂(2005年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

たぶん3回目。定期的に観たくなる。
お金を稼ぐためじゃなく店をやることの意義が少しわかった。押し付けがましくなくこういうやわらかい生き方をしてもいいんだよと見せてくれる。急がなくても気合を入れなくても前に進めるのかなと思える。

「ていねいな暮らし」は揶揄する言葉として使われるようになってきたが、この映画はそれとは似て非なるものだと思う。静かで整然とした清潔な世界観ではなく、もっと等身大でかっこつけていない、でも間口が広く柔軟な感じ。(何かを揶揄するような人は自分の心の貧しさを露呈しているだけで、丁寧な暮らしも何も悪いことじゃないと思うが)

どこにいても悲しい人は悲しい。でもいつかフィンランドに行きたい。シナモンロールも自分で作ってみたい。
かもめのイラストがとても素敵。
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