ペコリンゴ

アメリカ万才のペコリンゴのレビュー・感想・評価

アメリカ万才(1984年製作の映画)
3.0
記録。
サクセスストーリーは突然に?

本作と同年に『フットルース』、3年後に『摩天楼はバラ色に』を監督するハーバート・ロスがゴールディ・ホーンを主役に据えて贈るコメディ。

場末のクラブで働くウェイトレスが、偶然中東某国の殿下を暗殺から救ったことをキッカケに一躍時の人に。流れに乗って国務省へ入局し、特別外交官になるお話。

『プライベート・ベンジャミン』のように、普通の(ちょっと頭の弱そうな)女の子がスーパーヒロインになるという馬鹿げた設定なんだけど、ゴールディ・ホーンだから許せるという不思議。

当然外交なんかド素人だから色々失敗してしまうんだけど、なんやかんやドタバタ騒ぎの果てに上手く行っちゃう。そういう星の元に生まれたといえばそうなんだろうけど、ちょっと彼女に政治を任せたい気はしませんね(笑)

個人的にはあんまりだったけど、なかなかに緩急のある作品だったと思います。