ユダヤ系ポーランド人のピアニスト、シュピルマンの実体験を元にした戦争映画。
タイトルはいつ知ったか覚えてないくらい昔から知ってたけど、実話だというのは見終わって初めて知った。
ナチスドイツのユダヤ人に対する非道な行いは歴史の授業で学んだけど、映画とはいえ実際に見ると胸が苦しくなる。
街中に死体が転がってるのが当たり前、今日を生き延びることさえ細い綱を渡るような生活が本当にあったんだと思うと自分の今の生活が如何に平和かが分かる。
シュピルマンの見た目がどんどん見窄らしくなっていくのが観てて辛かったけど、見つかる＝死という臨場感が伝わってきた。
ドイツ軍の大尉とのシーンは本作数少ない感動の場面なのにまさかのオチ…
実話だからこそ戦争の虚しさがよく分かる。
