掛谷拓也

私の名はパウリ・マレーの掛谷拓也のレビュー・感想・評価

私の名はパウリ・マレー(2021年製作の映画)
4.0
自分的2023年のベスト映画。ルース・ベイダー・ギンズバーグの流れで見た。黒人差別、女性差別、性的マイノリティ差別の解消の全てで当事者として重要な役割を果たした女性弁護士のドキュメンタリー。アメリカだけでなく、世界中の人々が彼女の功績の恩恵を受けて暮らしているのにこれまで一部の人からしか評価されていなかったようだ。日本語版Wikipediaにも記事はない。大学教授、詩人、アメリカ公教会の司祭と活躍の幅は広く捉えづらいが関連書籍は多く興味が尽きない。ルース・ベイダー・ギンズバーグ本人もインタビューに登場している。