このレビューはネタバレを含みます
チャップリンのモダンタイムスにも影響を与えたと言われる作品
映画そのものはコミカルでゆるい感じながら
なんとも辛辣なのがラストの歌のくだり。
機械が発達するほど人間の仕事は楽になるはずで、効率があがって企業のもうけも増えるはず
すると庶民は、より楽な仕事で生活に十分な賃金を得られ、釣りやダンスに興じて暮らせるはず。本作のように。
なぜそうなっていない?
60代70代の女性らが23時のせんべい工場で焼死なんて、そんな事がなぜ21世紀に起こる?
さいごは金も地位も彼女も失い男二人の逃避行END。泣ける
警察が「人間のクズ」とか言ってたけどそういえばこいつらそもそも何をやったんだか。