ユウ

翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~のユウのレビュー・感想・評価

4.1
埼玉県人にはそこら辺の草でも食わせておく映画の二作目。

相変わらずメインキャラクターたちが妙に演劇的である。
前作で触れられたレイとモモミの日本埼玉化計画という壮大なプロジェクトに対し、大阪が、京都、神戸と手を組んで世界大阪植民地計画という、なんぼなんでもそらおかしいどえらい商売に手ぇ出してからに、状況は混迷を極めている。
大阪植民地計画は、大阪人が常食している謎の白い粉を使った食物、すなわち粉もんを介して非大阪人達に関西弁やツッコミとボケを行う習性を発現させる驚くべき代物。
……どうなってるんだコイツらの技術力。

作中の登場人物も多くがその毒牙にかかり、全編通してほとんどがエセ関西弁!

おそらく時系列的には前作のラストカット、秘密結社埼玉(?)が地下で集会を行うよりも前と思われる。

面白ワードは色々あったが、個人的に「煮るなり焼くなり……抱くなりしてくれ」がだいぶツボだった。シリアスなシーンで言うセリフではない!!


それにしても、モモミ、というか演じる二階堂ふみの扱いが酷すぎやしないだろうか??
ユウ

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