ピちゃん

愛なのにのピちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

愛なのに(2021年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

キリストの受難。究極の愛だね。

まず、タイトルが秀逸で素晴らしい。愛なのに、、、愛なのにね。こんなにもこの作品を表す言葉はないよ。

そして、浩司〜!私と結婚してくれ〜!いい人すぎる。女の子に振り回されるイケメンっていいなー。イケメンが女を振り回すよね、普通。いろんな災難に巻き込まれてお気の毒。。。職場荒らされて、好きでもない女の関係者に殴られて、ずっと好きな人には利用されて、警察に連れてかれて、本当に可哀想。幸せになってほしい。

クソキモ夫婦が本当に気持ち悪い。絶対子ども産むなよ。あんなキモい親の元に生まれる子ども可哀想だから。

ゴム2枚つけようとするシーンは爆笑した。浩司愛おしい本当に好き。浩司のことを好きになる岬ちゃんはセンスいいね。見る目がある。私もこの見る目を養いたいのだが。。。

自分のこと好きな人を利用するのって最低なのに、自分が弱ってる時ってそういう最低なことしちゃいそうになるから怖い。浩司は真っ直ぐに岬ちゃんと向き合っててえらいと思ったし本当に素敵だった。
自分が好きな人にも自分を好きな人にも真摯に向き合う姿勢こそが愛だなぁと。愛に周りの人は関係ない。2人で育むものなんだと再認識させられる作品だった。
前半はめちゃくちゃ好き。ただ、後半からコメディすぎて微妙だった。
主題歌がとてもいい。作品にぴったり。