｢祈りの先に、救いはあるのか｣
'哭声'のナ・ホンジン監督が
原案とプロデュースを行ったタイ産ホラー
アジアホラーは良い意味で苦手なことが
多いので期待大で鑑賞
間違いなく2022年度個人的No.1ホラー!!
なんなら純粋な怖さだけなら
今まで何百本と見てきたホラーの中でNo.1
嫌いなモキュメンタリー形式だったが
カメラワーク的にもストーリー的にも
モキュメンタリーぽくない所が
一瞬で世界観に引き込まれた
'ヘレディタリー/継承'のような
分かりにくめの伏線ではなく
分かりやすめの伏線を回収しながら
謎を解き、結果希望も絶望も全面に
押し出してくるストーリー構成には脱帽した
俳優の演技も目を見張るものがあり、
余計に''精神的恐怖''ばかり感じてしまった
見終わってタイトルを改めて見ると
ラストと相まって鳥肌が今も止まらない
アジア版'エクソシスト'を想像して
鑑賞すると胸糞痛い目見るので注意
村のバヤン信仰も女性たちだけが
継承するという点で非常に
女性抑圧的なニュアンスが濃く、
ある意味アジア系文化に対する皮肉を感じた
アジア人の被差別者で問題意識がある人は
身をもって理解しているが、今作は
その事実を改めて、しかも露骨に強調させてくる
犬が死にます
P.S.プロジェクターにて再鑑賞12/17
劇場で味わった絶望感を再度、、✌️
今年で1番怖かったホラーなのに
彼女がケロッとしててキレそうだった
