死刑にいたる病のケプの助けのネタバレレビュー・内容・結末

先ず、痛い。
物凄く痛い描写が残酷で痛い。
それをグッと堪えていると気がついたら観ている。
阿部サダヲ演じる榛村のように人を信じさせる魅力のある映画だ。
疑って見ていても気がついたら信じてしまって、相手の思う壺だ。
岡田健史演じる筧井も絶妙な演技で彼にも振り回されてしままった。
どの人物の話しも信用出来ないはずなのだが気がつくと、その通り思い込んでしまっている。ほんと気持ち良くやられた。
結局のところ榛村が『病』のように犯した罪なのか、『病』のように広がることなのか両方なのか、もやもやするところもあるが、それかままた心地よい。