このレビューはネタバレを含みます
いい意味で裏切られて面白かった…
市子に続いて、戸籍系だけど、嘘を愛する女にちょっと似てた
窪田正孝が演じる谷口は偽でほんとの正体は”死刑囚の息子”であったけど、父親に顔そっくりで鏡見るたびに嫌になるのは当然だろうな…って思った。
父親は父親だし息子は息子だと思うけど、割り切るの難しいよな…とか世間の目はとか色々辛かったのが演技に出ていて、戸籍を変えてまで人生を変えたかったんだろうなってのが伝わった。
偽だけど谷口一家が過ごした約3年?は幸せだったのは伝わってきて、それさえ良ければいいんじゃないのかなとか色々考えさせられる。
最後の、妻夫木が演じる城戸が谷口の人生語っていて多分最後”谷口”って伝えようとしたよね…
絵の中のある男と城戸が重なるシーンが印象的。