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ワース 命の値段のながののレビュー・感想・評価

ワース 命の値段(2019年製作の映画)
3.5
大事件が起き、大勢の犠牲者が出た場合補償はどうするのか? どうやって人に値段を付けるのかという話。
プロとして法に則って感情を廃して値つけしたけど、人対人なんだから絶対感情は必要だよねってことがよく分かる。
かなり興味深いテーマだったので鑑賞。

実際その辺についてはじっくりやってくれている。

ただ、かなり淡々としているので映画的に面白いかと言われると微妙かなぁ。
ひたすら人に話を聞いているってシーンが多く、画面変化なども乏しいので、エンタメ的な部分は弱い。

まぁ映画に出てくるウェットな部分を観る限り、やっぱり911はアメリカにとってかなり感傷的な出来事だろうか、仕方ないっちゃ仕方ないのかな。

個人的には一人一人をどういう基準で、実際幾らにするのかをはっきり数字で出して欲しかった感あり。
ただ、それをやるのブラックコメディになりかねないので避けたのかなぁ? とか考えたりも。

エッチなシーンは無し。

2023年165本目
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