この類のドキュメンタリーは
どのサイドがつくったか、で
同じ題材で全く別の
あるいは真逆と言えるような
作品になる可能性が十二分にある。
アメリカから見た9.11の実情や
見え方に衝撃的に共感したと
同時にアルカイダ側からの
真実は、どうなんだろう?と
想像を巡らせる自分もいた。
飛行機の中にいた
イノチを懸けて作戦実行した
彼らにとってこのできごとは?
ユナイテッド93便の乗客たちは?
街に居合わせた人、その家族友人。
国防や外交に関わっている人は?
そして私のように
TVの少ない情報だけで
あれこれ想像するものの
結局自分ごととしてなかった
多くの世界中の人類は?
いろいろ考えさせられ
自分のちっぽけな思想や
世界観、無力感を
痛い程感じて泣けた。