前作は異世界からやってきたやつがいい感じの剣を見つけてどうにかする『コルドロン』フォロワーな作品だった。イワンよりも他の登場人物の対立構造のドラマが熱かった。
今作はそんなイワンが自我の崩壊に苛まれ、強くあろうというマッチョイズムに囚われた哀れさがなんとも言えない。その場しのぎのおちゃらけ野郎がヒーローになる堂々たる『コルドロン』の続編といった感じだった。
ディズニーという事を押し出したいのかミッキーの靴下とマーベルからの引用あり。グルートよりかは巨大怪物版のマンシングみたいなラスボスが良いです。