さかい

レイジング・ファイアのさかいのネタバレレビュー・内容・結末

レイジング・ファイア(2021年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

やりすぎ刑事アクション。

やりすぎて映画のジャンル的にはエクスペンダブルズとかそっち系に両足つっこんでる
とにかくやりすぎ。ドンパチあり爆発あり格闘あり、アクションの満漢全席
(わすれがちだが、終盤のバトルは「銀行強盗をできれば阻止、ダメなら捕らえる」ことが本来の目的である…ボンさん達は今度こそクビだと思う)

アクション面を手がけた谷垣健治氏は、邦画では『るろうに剣心』シリーズで知られる人
この人の関わる作品は、このカッコいいオシャレな画が撮りたかったみたいに芸術家ぶってなくて
でも脳みそ筋肉で思考停止もしなくて
手を替え品を替え、「何をやれば観客は最初から最後まで飽きずに楽しめてそして熱さは後半ほど上げていけるか」と、考えぬいて作ってる感じがする


そもそもの元凶のSHIT副総監やフ○ック会長もキッチリ因果応報ですっきり。
事の発端は、ようはそんたく。「迅速で適切な対応を指示しましたが私は具体的にどうしろとは言ってございません」とかいうやつ
まったく香港の警察は腐ってるな!それで不正を指示した上司は責任をとらず不正を実行した職員だけが汚名をかぶるなんて、そんな非道が許されようか!??




ボンとンゴウ、もしもあの日逆の立場だったなら、いま逆の立場になってたか…?
それはもし逆でも絶対逆にはなってないと思うし、
ンゴウ自身もそれはわかってたから、問いかけだけで
「同じだ!」とは言わなかった・言えなかったのではないかな
さかい

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