ショウジ

すべての些細な事柄のショウジのレビュー・感想・評価

すべての些細な事柄(1996年製作の映画)
3.5
フィリベール監督の精神病院を舞台にしたドキュメンタリーは『アダマン号に乗って』が初めてかと思っていたので、こんな前から撮ってたんだなと思った。
患者さん、スタッフ共に私服なので見分けがつかないのはアダマン号と同じ。ただ、本作の方が端々にスタッフの苦労が垣間見えて大変だなあ…と思った。おじいさんが女性スタッフの手を離さなかったりとか…

ぼーっと過ごさせるのではなく絵を描いたり、料理をしたり、音楽をやったり、舞台に向けて練習したりと、アクティビティがたくさん用意されているのは良いなと思った。何にもせずに考える時間ばかりが多い状態が一番病むので。
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