このレビューはネタバレを含みます
本の裁断など機械エンジニアの暮らしの細かい描写がとても綺麗で目が離させない映像美。音楽の入れ方はあまり自然に感じられずちょっと強引な印象?
信頼の話はちょっと僕にもわかりづらかった。
あれは適切なエピソードとは思えなかったな...鉤括弧付きの信頼の話。
あー書いていて気づいたけど、この映画のテーマは信頼なのかな。元々人を信頼しない性格のフィンチ。世界が終わりを迎えても、人を信頼できずに一人で生きた。最後は行きたかった旅行にも行かず、父とも再会できない。フィンチは本当の意味で信頼を理解していなかったのだろうな。「humans are fully contradiction」
全体の描写はわりにポップで見やすいが、あまりハッピーな話ではないよな、という気持ち