レオナルドダヴィンチの絵が民家から発見され、それに伴い様々な思惑が走るミステリー調ドキュメンタリー。
絵の発見から急展開でダヴィンチ作品かもしれないという鑑定、そしてその真偽を問うという前半、いかに値段が釣り上げられたかを語る後半、どちらかといえば前半の方がおもしろかった。後半は間延び感がある。
ダヴィンチ作品だのと大変ロマンがある話だが、結局はその明確な真偽などは神のみぞ知るというところで、よくわからない判定も交えながらその真偽を問うところはかなり知的好奇心がくすぐられた。
詐欺的に吊り上げられる価格推移も面白いところではあるが、そこの描写がやや長かったので一部食傷気味。
トータル的には面白かった。2017年とかそんな時期の話なのに、なんでこんなすごい話全く知らなかったんだろうと思ってしまった。