シンプルながらゾンビ映画の基本がきっちりおさえられている骨太なゾンビ映画！
ゾンビは、脳を破壊しないと死なない、ノロノロ歩く、人を食べる、噛まれるとゾンビになる、などこれらの今では常識になった要素をサバイバルに落とし込むだけでこんなに面白いとは!
この作品ではある意味ゾンビも副菜みたいなもので、メインディッシュは生き延びようとする人間同士の争いや確執だったりする。最後の方は『ウォーキング・デッド』的な生き残った人間のコミュニティの歪さで人間の残酷さも見せつけてくる。か弱い主人公バーバラがストーリー展開とともに戦士に変貌し、最後は人◯ししちゃってるぶっ飛び具合も良かった（胸糞ととらえるも良し、勧善懲悪ととらえても良し）。
