”宿主を見つけた！”
「ズボンの丈が左右ズレてるよ〜」とか穏やかな会話をしているヘンリー、オードリー老夫婦。「あら、来たわね」と優しく客人をお迎え…いや、暴れる妊婦を外から引き摺ってきて…ぶん殴りつつ監禁。えぇ…
どうもこの老夫婦。失った孫を取り戻すべく黒魔術的なアレに手を出してるやべ〜人たち。抵抗虚しく儀式に参加させられる妊婦…儀式は成功に思われたが、どうしても最後の数瞬に見えた何かが気になる…本当に孫？…後は産むまで妊婦の世話なんだけどやっぱり何かがおかしくて…みたいな。
かなり上質目の悪魔系ホラー…監禁系の一面もバッチリ活きてるので”悪魔+監禁”ものって感じでしょうか。原題は『Anything for Jackson』…ジャクソンくんに全てを…かな。この邦題を付けた人間は地獄に堕ちたそうです。本当に良かった…。
どう見たって静かな老夫婦がサタニストなギャップがまず良い、めっちゃ静静と教会に行くノリで黒ミサに出てたり、お試し的なノリでカラス蘇生させたりする。良すぎ。
そして肝心のホラー要素部分もかなり凝ってて変わり種寄り。ビジュアル良し！(おいおいおい)感良し！ホラーの方面でも凄く楽しい！稀によく見る邦題の犠牲者たる本作。「なんか変なの観て〜」って人はオススメですよ。
個人的に気に入ったのは、フロスでセルフ全抜歯しながら近づいてくる人、一晩中やってる人です。
