これが何てことない恋愛映画だったらどんなに良かっただろうと思ったよね…。
マイスモールランド、、とはいえある程度の大人になれば自分の世界なんて自分で作れると思っていたから、その小さなコミュニティから抜け出すことさえできない現実がなかなかにキツい。。
何も難民に限った話でもないし、何も知らないんだなぁと現実を突きつけられてるように感じるところも多くて、実際どうしたら良いんだろう…が終始ぐるぐると頭を巡ってた。
唯一、想いをよせる聡太の存在が救いだったけど、それでも彼は自分で出来ることしているだけで何かを求められてもどうこうできる立ち位置にはいないから、そこだけが希望となるのもツラさが募るんだよね。
一方で大人のリアクションも冷たいとは思いつつ分からなくはないなぁという思いもあって、それは自分の身近な存在ではないからこそ心配出来るというのもどこかにあるというのが本音なんだろうなぁと思った。
自分を試されてるようでもあり、結構引きずる内容になってるなぁという印象。
上映前の舞台挨拶では、それぞれ初主演と2回目の映画とは思えないほど自分の言葉で映画の内容や想いについて語ってて、めちゃめちゃしっかりしてて感心しっぱなしだった。
今後の2人の活躍がすごく楽しみ!!!
完成披露@スペースFS汐留