まおう

小さなからだのまおうのレビュー・感想・評価

小さなからだ(2021年製作の映画)
4.0
カンヌ国際映画祭国際批評家週間選出作。
1900年イタリア、漁村に住むアガタは娘を死産してしまう。村の教義上、洗礼を受け名前を授かる前に死んでしまったが故に煉獄に落とされた娘の魂を救うため、アガタは娘の棺を背負い、聖地とされる遠く離れた北の山へと旅に出る…
殉教者の受難か苦行のような重苦しい旅路の物語だが、美しい風景やアガタが命と心を削りながら踏みしめる一歩一歩が深く胸を打つ。
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