たこ

やがて海へと届くのたこのレビュー・感想・評価

やがて海へと届く(2022年製作の映画)
3.3
女女の話〜と思ってみはじめたら全然重かった。
真奈とすみれの出会い、良い。最悪の夜を最高にしよう。あんなに可愛い人に嘔吐補助されたらもうダメです。狂う。後から反対視点を描くやつも好き。
他人と合わせるためのチューニング。カメラで切り取られた世界。愛想笑いが下手って、自分のまま生きてるってことか。死んだことで勝手に都合の良い解釈を押し付けられるグロさすごかった。着せないだろ、ワンピース。誰も他人の気持ちなんてわからない。そんな世界での秘めた思い、秘めているので伝わらないのが正しいけど2人を見てて苦しい。そりゃ嫌だよ見送るのは。でも軽トラ荷台のシーンめちゃめちゃ画として綺麗。

アニメーションは圧倒されて何がなんだかなんだけど海へというか海からこっちに届いてないか?
実際に被災された方々に話してもらってんだ〜と思ってたら民宿の娘さんがそのままぬるっと芝居パートにも参加してるからビックリした。めちゃめちゃ芝居うまい。凄すぎる。歌もうまい。この映画みてよかったってここで一番思った。

光石研なんですぐ………。
たこ

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