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アンデス、ふたりぼっちのrangdaのレビュー・感想・評価

アンデス、ふたりぼっち(2017年製作の映画)
4.5
雪を抱いた神々しい山々と家畜がのんびり草を食む大地があまりに美しく、飾り気のない淡々とした描写ながら引き込まれる作品です。

さまざまな困難が夫婦に降りかかるにもかかわらず、老夫婦の遅々とした歩みと同様に、物語はテンポを変えることなく静かに進んでいきます。

自然に与えられた、生という試練そのものがストレートに描かれていたように思えました。

インタビューを読むと、監督の意図は別のところにあったようですが。

ともかく浸れる映画。
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