ラーゲリより愛を込めてのCHまちのネタバレレビュー・内容・結末

シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に収容された山本幡男の半生を描いた伝記映画。

ラーゲリという絶望下で人間としてどう生きるかというのがうまく描かれていたと思う。

この映画を見終わったあと、自分のこれからの生き方について勇気をもらった気がした。やっぱり映画って見終わった後に何が心に残るかが魅力であって、本作に関しては間違いなく心に残るものがある。

ラストの山本さんの遺書を記憶した4人が山本家を訪ねて読み聞かせるシーンは涙なくしてみれないですよね…。私はもう泣きっぱなしでしたよ。

役者陣のそれぞれの演技も本当に素晴らしかった。おかれた状況が皆違うけどそれぞれにドラマがあり、希望を最後まで捨てずに生き続けた姿を見事に演じきっていた。

やっぱり希望がないと生きるのは難しい。そんなことを改めて教えてもらった作品でした。