Kota

僕を育ててくれたテンダー・バーのKotaのレビュー・感想・評価

3.7
“男なら車を持て。安酒は決して飲むな。”

父親から逃げるように母と実家に戻ってきたJBは、その家で同居している叔父(ベン・アフレック)にどのように人生を生きるかを教わる。このベン・アフレックは“グッド・ウィル・ハンティング”ぶりにとてもカッコよかった。

70〜80年代のロングアイランドを舞台に、地元のバーでたむろったり、スポーツカーでボウリングに行ったりするだけのシーンが心地よいし、男とは、を説いてるように見えて全然押し付けがましくない言葉と、実親とはまたちがった叔父との繋がりに心温まる。ジョージ・クルーニーの監督作品はなんかおじさん臭くてあまり好きじゃなかったのだけど、これはまさに“叔父さん”の話だったからかピッタリだった。曲が全て渋かっこいいからすぐにプレイリスト追加。子供時代のJBがとにかく可愛い。
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