メイマーツインズ

僕を育ててくれたテンダー・バーのメイマーツインズのレビュー・感想・評価

3.0
アカデミー賞作品賞受賞”コーダ あいのうた〟はすぐに観れないまでも、ハートフルな作品が観たい!
前回レビュー作”エール〟の流れで、ジョージ・クルーニー監督のこの作品が目に留まり。
Amazonオリジナル作品。初鑑賞。


舞台は1970年代〜80年代のアメリカ。父親はラジオDJである放蕩者で、母親と共に母親の実家で暮らす少年JR。BARを営む読書家の叔父の影響を受け、小説家を志すが…。
そんなJRの青春物語。

ノスタルジックに家族の姿を描いていて、人間臭がプンプンするなぁ〜(笑)
日本でいえば”サザエさん〟のような昭和の大家族だね。
実はインテリ一家だけど、高貴さとは程遠い庶民的な生活というギャップも味があっていい。
叔父を演じるベン・アフレックの自然体の演技。
偏屈な祖父には、あのクリストファー・ロイドがハマっている。
ジョージ・クルーニーの素敵な家族観は伝わるも、展開がスムーズではないので物語として少しボヤけているのが残念…。

さりげない”家族の絆〟に心地良さを感じる作品です。