とんかつ

カッコーの巣の上でのとんかつのレビュー・感想・評価

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)
4.6
チーフでボロ泣き。

精神病棟が舞台の映画は、見ると毎回心抉られるし、ぐっちゃぐちゃになるんだけど、
このチーフは特にヤバかった。

私がチーフに恋してしまったっていうのもあると思う。寡黙で謎めいていて、優しそうなチーフ。チーフ…………。
やはり人は、私はミステリアスな人に惹かれてしまうのか。

ジャック・ニコルソンは精神病を患って閉鎖的な場所で生きている皆に、生を実感することを教えたんだよね。
でも、それは恐ろしいことでもあったんだろうな。
人間は残酷な生き物で、純粋な彼らには特に……それが辛すぎてやるせない気持ちになって、涙になって出てきた…………ほんと、映画、すき。
とんかつ

とんかつ