雑種

ウーマン・トーキング 私たちの選択の雑種のレビュー・感想・評価

3.8
ジェシーバックリーとルーニーマーラとクレアフォイの演技にずっとずっと心を鷲掴みにされてた。夢中になって目と心を奪われたってゆうのもあるけど、文字通り心臓をギュッッッと両手で強く握られているような息苦しさをずっと感じてた。最後の最後で彼女たちの選択を見届けたあとやっと自分もその息苦しさからふっ、と解き放たれた気がした。中盤でDaydream Believerが流れた瞬間、“緊迫感漂う閉鎖的な村”と“キャッチーなメロディと幸せな歌詞の歌”のミスマッチに一瞬ギョッとしたけど、そのミスマッチがまんま2010年という時代に女性蔑視が罷り通っていた何世紀も前の様な生活を送るコロニーの違和感と重なって、エンディングで再度流れた時には「この歌今後聞く時、今までの様な素直な気持ちでは聞けないな…」と映画の余韻を噛み締めながら聞いてた。 そしてルーニーマーラがとにかく美しすぎる!!!!!

♪Daydream Believer
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