コーディーさんの映画レビュー・感想・評価

コーディー

コーディー

ランド・オブ・バッド(2025年製作の映画)

4.0

敵地で孤立した実戦経験の少ないキニーと彼をサポートするドローン操縦士が過激派組織に包囲された地獄からの脱出を試みるが…
今度こそ無理〜が全編続く景気の良いミリタリーアクションや、そんな緊張を緩める癒し
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スピーク・ノー・イーブル 異常な家族(2024年製作の映画)

3.9

嫌〜なマチズモへの不快感、かと思えば真っ当さで警戒を緩め、むしろこちらに罪悪感を植え付けてくる…
そんな〝私達とは違う〟他者への許容と拒絶を操りながら徐々に照準を合わせてくるマカヴォイの圧が怖いしw
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ミークス・カットオフ(2010年製作の映画)

4.2

西部開拓時代、荒涼とした大地を進む開拓者3家族が案内人ミークのせいで道に迷う…
水や食料が尽きていく中、この口先だけに見える男に運命を委ねる事への不安。決定権のない女性が疑念の末に意志を持つ、
そんな
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キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド(2025年製作の映画)

4.0

悪くない、てか面白い!
信頼に値しない国家と対立するのではなく.耐えて変化を信じ、その為に空を駆ける…
スティーブを継ぐという難題に堅実に向き合う姿やヴィランのスケールまで、最強ではないサムの単独飛行
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キムズビデオ(2023年製作の映画)

3.9

1987年、韓国系移民キムさんがNYで始めた伝説のレンタルビデオ店。
そんな時代の流れと共に消滅した場所への深い愛、膨大な映画たちを解放する為〝監督=会員〟動く…
まさかのイタリアンマフィアも絡む現実
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ジュラシック・ワールド/復活の大地(2025年製作の映画)

3.4

登場するなり役割がわかる人物設計や襲われるまで分からん懲りないムーブには食傷気味やけど、陸海空とステージを移しながらの多様な恐竜パニックは何だかんだ楽しかった。
ただ、分散させるなら探検隊と家族をラン
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アイム・スティル・ヒア(2024年製作の映画)

4.2

漠然と隔たれてると思っていた軍事独裁政権という非日常が、ある日私たち家族を侵害してきた…
連行されたまま帰ってこない夫の不在に時折虚空を見つめながらも、子供達の笑顔までは奪わせないと日常を生き続けた母
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KNEECAP/ニーキャップ(2024年製作の映画)

4.1

消え去ろうとしているアイルランド語でrapする事がクソな世界への俺達の抗議であり、自由を守る為の闘い…
ベルファスト出身のHIPHOPトリオ。その結成物語にはかなりフィクションを含んでるけど、ドラッグ
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入国審査(2023年製作の映画)

3.9

米国への移住を決めた二人が受ける終わりの見えない尋問。
高圧的に服従を求め、ズカズカと心まで踏みにじってくる入国審査官に戦慄しながらも、〝その質問って意味ある?いや、あるかも〟と、シロかクロか、巧みな
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私たちが光と想うすべて(2024年製作の映画)

4.3

ムンバイの喧騒の中で孤独や不自由を感じながらも悲しみに暮れる事なく、たとえ幻想だとしてもその心までは捧げずに生きる女性たち。
想う光に違いはあれど、空虚さも親密さも綯い交ぜな世界を漂う感情が身近なもの
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MELT メルト(2023年製作の映画)

3.9

温もりのない家庭環境や成長に伴う友情の変化。確かな繋がりが何もない不安や恐怖が少女の意思決定にも残酷に影響していく…
色合いの違う過去と現在を行き来しながら二人のエヴァを見つめ、完全に隔たってしまった
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ファンタスティック4:ファースト・ステップ(2025年製作の映画)

3.6

宇宙飛行士で賢くて、更に超人へと変貌した家族の優雅なヒーロー生活やレトロフューチャーな世界観にはワクワクした。
けど、絆か地球か?のジレンマや銀河スケールの割に物語もギャラクタスも小さく纏まっててw緊
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MOON GARDEN/ムーンガーデン(2022年製作の映画)

3.9

両親の激しい口論を目撃し、逃げようとした5歳のエマが階段から転げ落ち昏睡状態に…
少女の悲しみが創りし神秘の世界。何かが襲ってくる恐怖に怯えながらも大好きなパパとママの声に導かれ悪夢を越えていく、そん
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劇場版 鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来(2025年製作の映画)

4.2

いや〜凄ぇ〜面白い!
壮絶な因縁で紡がれる死闘に次ぐ死闘。柱から名もなき隊士まで総力を結集して挑む長い夜の幕開けに155分間ずっと全集中w
物語もやけど、それを凌駕する圧倒的ufotable作画と声優
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この夏の星を見る(2025年製作の映画)

4.1

出来ない事で埋め尽くされていく不安の中で〝出来ます、見えます〟って言葉をどれほど待ち望み、心が救われたか…
コロナ禍の制限も場所も超えて同時に空を見上げたこの夜。今しかない青春、その密度までは奪わせな
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顔を捨てた男(2023年製作の映画)

4.1

念願の違う顔、違う男へと変貌を遂げ強迫観念からも解放されたかに思われたエドワード。しかし彼の美醜の定義はある男との出会いで崩壊する…
まるで自分の光バージョンの様な第2の自我との遭遇、最も近い他者との
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スーパーマン(2025年製作の映画)

4.4

いや〜最高過ぎた!
SNSでの評判にも苛つく全能ではない超人の新たな解釈と、やり過ぎない笑いw
正義が役に立たなくなった世界で仲間達と一緒に悩み…やっぱりそこにアイデンティティを見出していく姿に泣いた
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消防士 2001年、闘いの真実(2024年製作の映画)

3.7

どんなに恐ろしくても人の命を救う権利は放棄しない!
装備も整っていない劣悪な環境の中、その献身的な姿勢で炎と対峙する消防士たち…
心も身体も犠牲にして闘った彼らの勇敢さを讃えるだけでなく、少しでもリス
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カーテンコールの灯(2024年製作の映画)

4.1

問題ばかり起こす娘のことも、心が麻痺した自分のことさえも対処できずにいるダンが現実から逃げるように小さな劇団に誘われていく…
演劇を通してなら蓋をした感情とも向き合える
。仲間との絆や創作の喜びが扉の
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ハルビン(2024年製作の映画)

3.7

先に逝った同志たちの為に…
歴史的に見れば割に合わない抵抗かもしれないけど、たとえ散ったとしても高潔であることを願った安重根の闘い。
伊藤博文暗殺までの陰鬱で抑制された展開など、背負ってしまった男の葛
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F1®/エフワン(2025年製作の映画)

3.9

30年前の事故でキャリアを断たれたソニーが決して手放さなかったドライビングへの情熱を胸に再び最高峰の舞台へ…
錆びるどころか闘争心に磨きが掛かったベテランに、弱小チームもマシンも能力が引き出されていく
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罪人たち(2025年製作の映画)

4.2

1930年代、人種差別に抑圧される黒人達の魂を解放するブルース音楽。その神秘的なエネルギーと類稀な才能が悪魔の扉を開いてしまう…
酒場の開店という漸く手にした自由、太陽さえも捕食しに来る奴らに対してギ
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28年後...(2025年製作の映画)

4.1

絶望や死を遠ざけるだけの壁に守られた生を疑え!
12歳の少年に芽生えるこの世界への不信感、&愛する母を想う気持ちが過酷な旅へと向かわせる…
人間を破壊するウイルスの蔓延から30年近く、そんな絶望に光を
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脱走(2024年製作の映画)

3.7

忠誠心で包み隠した許されない望み。
北朝鮮の軍曹として退役も近いギュナムがその無視できない想いを胸に南へ走る…
国のメンツを守る少佐の追跡を機転を利かし回避していく緊張感。
政治的観点ではなく一人の青
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ドールハウス(2025年製作の映画)

4.0

娘を亡くした母親が喪失感を埋めるように骨董市で買ってきた人形に愛を注ぐが…
物言わぬ人形の瞳や横たわる姿だけで不安を煽ったり、母をトラウマに縛り続ける展開も怖い。
そして見えない異変から徐々にアグレッ
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リライト(2025年製作の映画)

4.1

300年後の世界からやって来た未来人な転校生とのひと夏の恋、秘密の共有、そしてある約束により完璧な円環が成立するはずだったが…
尾道を舞台にしたタイムリープ混じりの青春の1頁、それを形作る要素を分解す
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フロントライン(2025年製作の映画)

4.0

密閉されたクルーズ船内で過去に経験した事のない未知のウイルスに立ち向かったDMAT隊員の献身。
何も確立されてない状況で様々な圧力や非難を浴びながらも〝出来ることは全部やる〟と最善を模索し、混乱時にこ
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ラブ・イン・ザ・ビッグシティ(2024年製作の映画)

4.1

先入観や偏見で私という人間を判断される〝自分らしく〟が簡単ではない世界。その疎外感の先で出会ったゲイを隠して生きるフンスと自由奔放なジェヒ。
時に言い争いもするけど心が傷付けば真っ先に駆けつけてくれる
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年少日記(2023年製作の映画)

4.1

学校のゴミ箱に捨てられていた遺書を発見した事で、幼少期のあるトラウマが甦る高校教師。

過剰な競争を強いる教育が心に与える影響。日記のページをめくる程に〝なりたい自分〟を妨げた痛みが溢れ、どうすればそ
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ぶぶ漬けどうどす(2025年製作の映画)

3.6

何でも素直に受け取っちゃうフリーライターのまどかが取材を兼ねて夫の実家がある京都の老舗扇子屋を訪れ、京都人の表と裏に挟まれ大暴走!
まるで魔境に足を踏み入れたかの様な謎多き京都が面白いけど、肝心のイケ
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MaXXXine マキシーン(2024年製作の映画)

3.8

ポルノからホラーへ、テキサスの惨劇を生還したマキシーンの〝X fàctor〟が遂にハリウッドに轟く…
まあ威勢の良さは控えめやけど、80年代ロサンゼルスの薄汚れた治安の悪さを物ともしない渇望。コカイン
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国宝(2025年製作の映画)

4.0

血筋に、天性の才に打ちのめされながらも、国宝に心奪われ、骨で覚えた歌舞伎役者の本能からは逃れらない喜久雄と俊介。
芸の道に翻弄され、けどその残酷さを受容れ悪魔と取引した者だけが辿り着く境地。この世のも
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か「」く「」し「」ご「」と「(2025年製作の映画)

3.8

相手の感情の一部が視える特別な能力はあるけど、一部じゃ不十分で、結局向き合う事になるのは視えない自分。なのかな…
5人5様に儘ならない想いを抱えながらも、自分を抑えて友達を思いやる様子が優しいし、さす
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秋が来るとき(2024年製作の映画)

4.2

娘からの拒絶、孫への溺愛、そして親友との秘めたる絆など、ミシェルお婆ちゃんの牧歌的な暮らしに隠された歪な感情がジワジワと日常を壊していく…
〝意図的か、否か〟の決定的な描写はないまま、けど確実に表面化
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デビルズ・バス(2024年製作の映画)

3.8

義母の言いなりな夫も、不寛容な村も何も私を尊重してくれず、心を病めば悪魔憑きの不吉な女だと罵られる…
そんな世界に拒絶されながら、それでも祈りを捧げるアグネス。
彼女が導かれる最悪な救いに絶望したし、
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ガール・ウィズ・ニードル(2024年製作の映画)

4.1

望まない妊娠や貧困により赤ん坊の責任を負えなくなった母親に、養子縁組を仲介するマダムが手を差し伸べるが…
女性だけが強いられる犠牲、罪悪感を植え付ける社会。〝より善い〟救済なんてどこに在るのか分からず
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