おはうちさんの映画レビュー・感想・評価

おはうち

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CLOVER(1999年製作の映画)

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これ『劇場版カードキャプターさくら』のエンドロール後に流れるから併映だったの完全に忘れちゃうよね。絶対そうでしょ!?

鳥籠に入れられたような薄幸美人の機械天使デザインの時代性がもう、ぐわ〜っとなる。
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ツイスターズ(2024年製作の映画)

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空港から車動かしたくないグレン・パウエルがドリルアンカーぶっ刺して、竜巻に突っ込むが如くデイジー・エドガー=ジョーンズに駆け寄る場面で、いい映画じゃんとクスッとなれて良かったですね。その場で耐えて辛抱>>続きを読む

劇場版カードキャプターさくら(1999年製作の映画)

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配信で観られなかったので感慨。ストーリーはこじんまりでコンフリクトが足らないのは織り込み済みか。しかし作画の丁寧さは超絶、水の表現や滑空&飛行の気持ちよさ、飛行機では靴を脱ぐのさくらの可愛さたるや。香>>続きを読む

ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ(2024年製作の映画)

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池松壮亮こんなに動けるのか…。池松の意識高い系殺し屋サイコパスと伊澤沙織が呼応していき期待通りの敗北イベントから再戦タイマンで盛り上がった。前田敦子の初っ端からずっと怪訝で嫌味な雰囲気を醸し出すの、後>>続きを読む

リロ&スティッチ(2002年製作の映画)

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TVシリーズは浴びるほど観ていたのに映画は初見。リロの幼児体型から繰り出す唐突な暴力性、創造性のある言動の数々、そして子供の愛らしさを表現する二次元アニメーション。両親を亡くして姉と暮らす侘しさ、喧嘩>>続きを読む

ウォレスとグルミット 仕返しなんてコワくない!(2024年製作の映画)

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まさかのペンギンに気をつけろ!の30年越しの続編『ウォレスとグルミット仕返しなんてコワくない!』はまさかのデッド・レコニングへのオマージュ。ニック・パークの活劇最前線な嗜好がトム・クルーズと似通ってい>>続きを読む

ウォレスとグルミット、危機一髪!(1995年製作の映画)

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ターミネーターの一作目ラストでストップモーションになる所のオマージュで好き。トラックとのカーチェイスも成程ターミネーター的で、闇夜のブルーが掛かったような色調はT2み。ニック・パークの活劇嗜好が最高。>>続きを読む

ウォレスとグルミット/チーズ・ホリデー(1989年製作の映画)

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これが初期作なのね、ユーモアの在り方とか完成しきっているな。地下室の暗さが妙に怖い。月にいるロボットが可愛すぎた、ロボット史に名を残すレベル。ロボットが夢をみるの可愛いし、自分なりな実現するニッコリな>>続きを読む

ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!(2005年製作の映画)

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戦闘機のドッグファイトの疾走感がたまらん、混じりっけなしの愉快痛快の活劇。

クレイアニメーションで人外に化けていくユーモア込みの手作り感ね。

萩本欽一の吹替が激ハマり。

アバンの壁掛け写真で二人
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バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

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2025年の映画館での再上映を鑑賞。

ここまで期待を裏切らないラストを用意されると拍手したくなる堂々とした感動エクスプロイテーション。こうしたら泣ける100%を狙って撃ち抜いているので大したものだ。
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化け猫あんずちゃん(2024年製作の映画)

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化け猫の存在をみんな自然と受け入れる緩い世界観にほっこり。ロトスコープの手法のアニメーション+山下敦弘オフビート演出も相俟って、化け猫や妖怪や鬼たちの手触り実在感が顕現されて距離感の近い存在になってい>>続きを読む

日本沈没(1973年製作の映画)

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こちらも特撮は凄まじいが、何より俳優の大迫力さ、小林桂樹と丹波哲郎の火山灰が降り注ぐ中で日本民族を憂うお別れのパンチの強さ。流浪の民になった藤岡弘(力強い顔すぎ)を乗せた列車、その線路に沿って建てられ>>続きを読む

セーヌ川の水面の下に(2024年製作の映画)

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ラストはそうそう、こういうのをねゴジラでやって欲しいんだよな。もう理想的なゴジラ。

人間は愚か!傑作!!

デカさは『MEG ザ・モンスター』に譲って、数の多さで圧倒する!最早『ガメラ2レギオン襲来
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ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

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タンクトップの美女が心臓マッサージしながら谷間が強調されて生き返るトム・クルーズの構図はミッション:インポッシブル3とファイナル・レコニングで共通していた。

教え子救出ミッションで自動砲台をトラック
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ウォレスとグルミット ペンギンに気をつけろ!(1993年製作の映画)

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30分に放り込まれた面白アイディアの豊富さ、隙間なく敷き詰めており短いのが嘘のような密度。特に列車アクションの凄まじさ、こんなの観たことのない追い上げを見せる絶対に必見の代物。ギャグのテンコ盛り、天丼>>続きを読む

サブスタンス(2024年製作の映画)

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こんなにもグロテスクで素晴らしいSFXをこれでもかと浴びれるのに、尺が長すぎてつまらない領域に達しているので駄目でした。A24やアリ・アスター作のクドさで、いつ終わるんだよと叫びたくなる。かつてのスタ>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング(2025年製作の映画)

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目玉の飛行機は生身の限界を曝け出して流石に仰け反った、事前にメイキングを流さなかったの大きい(前作がね)。潜水場面のテクスチャ、画面の感じが良い。平場の演出に工夫が無くて、ひたすらクローズアップを切り>>続きを読む

日本沈没(2006年製作の映画)

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特撮冥利に尽きるリッチなディザスター場面の数々、そのクオリティの高さ、こんなにも贅沢なのに面白くない!ズバッと言うと草彅剛と柴咲コウがマジで要らない!沈没の逼迫した状況で主演二人がイチャコラしてる暇な>>続きを読む

たべっ子どうぶつ THE MOVIE(2025年製作の映画)

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CGのクオリティは一見の価値あり、見た目ツルツルした単純キャラにちゃんと毛先がチリチリと見えているのがピクサーレベル。ちゃんと布石を置いた上で描写を重ねてくれて伏線を回収してくれる安全安心の脚本。お菓>>続きを読む

パディントン 消えた黄金郷の秘密(2024年製作の映画)

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ど頭の証明写真シークエンスは笑っちゃいました!

とはいえ、前二作ほどのガチガチのレイアウトのオシャレさ、ウェス・アンダーソンのフォロワーらしさは陰りを見せていた。アクションもそれなりクオリティー。
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オズの魔法使(1939年製作の映画)

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アクター全員いい動きしまくる、歌はキャッチーで小粋。モーションピクチャーしまくり、もう楽しくて仕方ないのです。

ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

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ラストショットで、全てを憂いたアル・パチーノの顔面が素晴らしく、映画全体の総括を表情とライティングで描写し切ったのが驚異的。

パリタクシー(2022年製作の映画)

1.0

いきなり赤の他人のタクシー運転手に対して、老婆が若かりし頃の情感たっぷりの回想が突っ込まれていくのだが、まだ知り合って間もないのに明け透けの無い、更に性描写が含まれるような回想を普通やるか?

これに
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ネムルバカ(2025年製作の映画)

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阪本祐吾はジャンルをアクションにしてやらないとアクション出来ないのか…という落胆。役者の動作を全編おんなじ調子でダラダラ撮っても面白く無い。106分も長大。起承転結の「転」じてからの劇的な飛躍も飛んで>>続きを読む

サンダーボルツ*(2024年製作の映画)

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いやマジで近年のMCU(エンドゲーム以降)の中では『サンダーボルツ*』が一番好きかもしれん。

そんな感じっす。

それにしても、MCUでプリミティブに泣いたの久しい。メンタルケアが原始的で物凄くぶっ
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ベテラン 凶悪犯罪捜査班(2024年製作の映画)

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家族ヌードルが最高、親子の和解がポカポカと伝わる名場面。色々な方が仰った通り、完成度の高い劇場版『踊る大捜査線』といった趣き。『ダークナイト』フォロワー犯人に対して、主人の取った善意あるヒーロー行為に>>続きを読む

アマチュア(2025年製作の映画)

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期待した通りに終わる普通映画、ある意味で期待を裏切る事がない安心感。ラミ・マレックのの朴訥さは悪くなかった。

妻を殺された主人公が遺されたパズルを携えて復讐していくって進行が、ビックリするくらいアニ
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異端者の家(2024年製作の映画)

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ヒュー・グラントの衒学パフォーマンスが面白過ぎて「おっしゃる通りですな!」と不覚になる。屈指の見所で一番面白い宗教資本主義論。マンスプレイニングによるサスペンスは序盤〜中盤がピークか?後半ややビジュア>>続きを読む

新幹線大爆破(2025年製作の映画)

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ラスト「よっ!特撮屋!」なスペクタクル場面、往年の90年代ハリウッド映画な決着とエンドロールの抜けの良さ!安っぽい所は一通りは無いのが凄い!やれば出来る!


中二病vs日本、セカイ系vs大人、擦れた
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飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲(2013年製作の映画)

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新解釈レザーフェイスがヒロイックに見えてくる新しさ。案外悪くなかった。ラスト主人公と融和しきらないで断絶もしており距離感が分かっている。

グロ描写が気合い入っていた。レザーフェイスが、まさに革を顔に
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悪魔のいけにえ3/レザーフェイス逆襲(1989年製作の映画)

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誤って轢いたアルマジロにトドメを刺せない挿話が効いていた。アルマジロの生々しさの出来も良かった(ぴくぴく)。

トドメを刺せない気弱の件をちゃんと反復描写して偉い。

初登場時のヴィゴ・モーテンセンは
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悪魔のいけにえ2(1986年製作の映画)

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デニス・ホッパーのチェンソー試し斬りに爆笑、テンション可笑しくてオモロい。

ただし長め

レイジング・ファイア(2021年製作の映画)

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辛気臭いストーリーをねちねちやってアクションだけ凄いという面構えが『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』に似ているから駄目(評価していない所存)。