ハローさんの映画レビュー・感想・評価

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ズートピア2(2025年製作の映画)

4.1

他者を理解する。簡単ではないのかもしれません。自分たちが絶対に正しい。そんなことはありません。誰にとっても間違いのない正義なんてない。ウサギだってキツネだってネコだっていい奴がいれば悪党もいる。人間も>>続きを読む

巨人軍物語 進め!!栄光へ(1977年製作の映画)

2.0

長嶋茂雄さんが亡くなった後にCSで放送していたので長嶋さんがもっと出ているのかと思い観たのですが全然違いました。最初は本当の選手が演じているのかとも思いましたがちゃんと役者さんでした。だけど本当の選手>>続きを読む

ズートピア(2016年製作の映画)

3.7

ズートピア2を観に行く前に予習しなければと観ました。うさぎだから、キツネだからって決めつける。人間でもよくある話ですよね。男だから、女だから。大人だから、子どもだから。ついついステレオタイプに落とし込>>続きを読む

しゃぶしゃぶスピリット(2013年製作の映画)

3.0

人を見極めるなんて簡単にできるわけありません。自分の理想通りの人が来てくれるなんて幻想です。思い通りにならないことが当たり前なんだと思っておかないといけません。しゃぶしゃぶの食べ方だって流儀はあるかも>>続きを読む

スーパーノヴァ(2020年製作の映画)

3.0

いろいろと思うところはあります。どっちの気持ちもよく分かるってお話。こういうお話しってどうやったところで堂々めぐりにしかならない。だってどちらも間違ってはいない。正論どうしの話し合い。いろいろと思うと>>続きを読む

ハルフウェイ(2008年製作の映画)

2.8

気持ちは揺れる。そんなの当たり前です。自分のためにってのが重く感じる。そんなの当たり前です。その当たり前がなかなかわからないのもその頃なら当然です。大人になってあの頃ってなんでああだったんだろうって思>>続きを読む

ビューティフル・ジャーニー ふたりの時空旅⾏(2025年製作の映画)

3.3

過去の自分と向き合うなんてなかなか出来ません。後悔していること。たくさんあります。やり残してしまったこと。たくさんあります。思い出すだけでしょげてしまうぐらいの悲しい出来事だってあった筈です。自分自身>>続きを読む

ペリリュー ー楽園のゲルニカー(2025年製作の映画)

4.2

アニメだっていいと思います。それも可愛い感じのビジュアルだっていいと思います。ちゃんと私には伝わりました。争い事が苦手なわたしは当然ですが戦争が嫌いです。戦争で人を殺すくらいなら殺されたほうがマシだと>>続きを読む

テニスとオレンジ(2024年製作の映画)

2.8

映画というよりデザインって感じでした。もうちょっとシャキッとしているときだったら色々考察したのかもですが、ちょっと寝不足のわたしにはもう眠気が何度も襲ってきて大変でした。生きる意味について考える作品だ>>続きを読む

果てしなきスカーレット(2025年製作の映画)

3.4

酷評だとは聞いていましたが自分の眼で確かめねばと劇場まで行きました。実際、この作品を酷評するってどないやって感じでした。好き嫌いは当然やし、意味わからんとかいう意見を見たけどもっと意味不明な作品なんて>>続きを読む

落下の王国 4Kデジタルリマスター(2006年製作の映画)

3.7

こんなに衣装や色合いに魅了された作品が今まであっただろうか?鮮やかすぎる色彩にはただただ圧倒される。物語が物語なんだからなんでもあり。いくら不思議なことが起きたっていいって状況。だけど嫌な方に嫌な方に>>続きを読む

栄光のバックホーム(2025年製作の映画)

3.5

諦めない心を持つってこと。一番難しいと思います。上手くいかないことって生きてれば必ず誰しもあること。得意なことだとしたって壁にぶつかるのは当然です。いくら頑張ってもどうにもならない不可抗力に対峙する。>>続きを読む

競争(2014年製作の映画)

3.5

人生って不思議ですよね。めっちゃ調子がいい時があればどん底に落ちることもある。だけどプライドが邪魔をして地べたから再出発できないなんてよくある話です。一からじゃなくゼロからやり直すならプライドなんかい>>続きを読む

犬部!(2021年製作の映画)

3.0

犬は好きです。今でも犬を飼っています。子どもたちが飼いたいって飼いだして10年を超えました。が、結局わたしが一番お世話しています。それでも全然構いません。犬は大好きですから。だからなんにも悪くない犬が>>続きを読む

Alternative Math(原題)(2017年製作の映画)

3.0

これはちょっとやり過ぎだけど似たようなことって結構あるのかもしれない。正しいことを教えるって当たり前のことを否定されたらどうしたらいいの?ですよね。いろんな人がいるのは当然だけど、誰かを攻撃することで>>続きを読む

ナイトフラワー(2025年製作の映画)

3.8

自分ひとりだけだったら別にどうなったって構わない。だけど守るべき存在がいる。それだけで。それだから。人は変わります。全く変わります。わたしもそうでした。ただただ愛おしい存在。そんな存在の為にヤバいって>>続きを読む

ソルト(2010年製作の映画)

3.7

スパイになるってどんな気持ちなんだろうか?嘘をつくなんて当たり前。本当と嘘とがわからなくなってしまわないだろうか?愛する人が理不尽に殺されたって涙流すわけにもいかない。それでも任務が一番大事。そんなの>>続きを読む

味園ユニバース(2015年製作の映画)

4.1

味園ユニバースは閉店してしまいました。一度も行けずに終わってしまうって思っていたら大好きなアーティストがライブをやってくれてなんとかチケットも取れて行くことができました。映画であの特徴的なステージをみ>>続きを読む

ローリング・ガール/巻く(2021年製作の映画)

4.0

ちょっとしたキッカケで人は変わります。たったひとりのせいで全く違う人生に足を踏みだすこともあります。今までしてきたことを悔やむことがあったとしても、また明日はやってきて生きていかないといけない。ようや>>続きを読む

兄を持ち運べるサイズに(2025年製作の映画)

3.7

兄弟のこと。どれだけ知っているかって。ほとんど知らないことばかりです。わたしには兄が一人います。何処に住んでいるかくらいは知っていますが、どんな仕事しているのか全然知りません。元気そうではあります。そ>>続きを読む

クレイジー・ヘア(2018年製作の映画)

2.5

マングースが出てきます。マングースが何故出てきたのかはいまいち分かりませんでしたが、マングースのことはほとんど知らないので調べてみました。マングースは南アジアやアフリカを中心に分布する食肉目の動物です>>続きを読む

TOKYOタクシー(2025年製作の映画)

3.3

タクシーって不思議な空間。見ず知らず同士が密室ふたりきり。短距離だったらまだしもそこそこ長い距離ならやっぱりちょっとお話ししたりすることだってある。みんながみんないい人じゃないだろうし、やっぱり酔っ払>>続きを読む

わたしたち(2016年製作の映画)

3.5

人はなぜ人をいじめるのだろうか?誰かよりも自分が優秀だと言いたいのか。残酷な子どもたちの人間模様がリアルで怖かった。側から見たらそんなことおかしいって気付くけれど、中にいたら正しいのが何かわからなくな>>続きを読む

生きててごめんなさい(2023年製作の映画)

4.0

うまく暮らしていける。正しく生きている。そう思っていてもそうでもなかったりする。自分の持っていないものを持っていたりする人に惹かれてしまうなんてよくあります。最初は物珍しさだったのが嫉妬に変わってしま>>続きを読む

スプリングスティーン 孤独のハイウェイ(2025年製作の映画)

4.2

ちょうど洋楽を聴き出した頃ボーンインザUSAが大ヒットしていました。アルバムも買った記憶があります。ネブラスカは存在は知っていましたがちゃんと聴いていませんでした。大スターもただのひとりの人間。うまく>>続きを読む

平場の月(2025年製作の映画)

3.5

わたしも歳を取りました。たぶんこの作品の主人公の人たちと同世代です。この作品でも描かれていますが、この歳になるとみんななにかしらがあって簡単に生きてきた人なんて誰もいないと思います。それでもやっぱり希>>続きを読む

ザ・ザ・コルダのフェニキア計画(2025年製作の映画)

3.0

ウェスアンダーソン監督は好きです。前作のアステロイドシティは公開初日に観に行ったぐらい好きです。ただ今作はタイミングが全然合わずようやく観に行くことが出来ました。ただ仕事終わりの平日夜上映。早口のリズ>>続きを読む

ブルーボーイ事件(2025年製作の映画)

3.6

確かに昔は人権に対しての意識が全然なかったと思います。個人の考えであるとはいえやはり教育や世間一般でも人権意識は低かったと思います。それが当たり前の世界ならそれが当たり前として生きないと生きづらくなる>>続きを読む

ハグ(2015年製作の映画)

3.8

いやはやまさかの展開。驚きました。兄弟の様な近い関係こそ難しいですよね。関係を切るなんてよっぽどじゃなきゃ出来ません。みんな仲良くが理想だとは思いますがそこは生きていけば変わってしまうのも当然。子ども>>続きを読む

妖怪の孫(2023年製作の映画)

3.5

平和な世の中が一番だと思っています。愛国心は特にないので国の為に戦うなんてありえません。権力を持つ。怖いです。権力を持って変わってしまう。権力に溺れて手放さない為なら平気で嘘をつく。もちろんそんな人ば>>続きを読む

吠えるのをやめた犬(2021年製作の映画)

2.5

犬は好きです。犬を飼って10年くらい経ちますが、犬に対して暴言を吐くなんて考えられません。人間は勝手です。犬好きな人にしたら信じられない話ですが、犬を虐待したり放置したりする人間がいるのも事実です。大>>続きを読む

君の顔では泣けない(2025年製作の映画)

3.5

他人の人生を生きる。自分だったらどうだろう?当然、なんで自分なんだよって憤るだろうけどそれでもなんとか生きていかなければならない。若いときならなかなか受け入れられないだろうけど今の歳からなら面白がって>>続きを読む

HOW TO BLOW UP(2022年製作の映画)

3.2

行動力があることは素晴らしい。なにかしなくちゃって思う人はたくさんいる。その中で本当に出来る人ってどれくらいいるのだろうか?それって本当にやるべきこと?ヤバいんじゃない?仲間内だって温度差はある。当然>>続きを読む

旅と日々(2025年製作の映画)

4.3

ひとり旅はしたことがありません。受験とか試験とかの為にひとりで泊まったことはありますがそれは旅じゃないですし。まだまだ行ったことがないところばかりですから、一度はひとり旅をしたいと思いました。囲炉裏を>>続きを読む

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.0

正直な文章を書く。案外難しいのかもしれない。人はどうしても自分を良く見せようとしがち。逆にわざと悪く見せようとするときもある。そんないろんな感情が入り混じると正直な文章なんて書けない。今書いているこの>>続きを読む

爆弾(2025年製作の映画)

4.0

まぁなかなか凄い作品でした。色々語りたくもなりますが、なんといっても佐藤二郎さんが凄かった。正直言ってあまりに個性的と言うかやり過ぎ感が強過ぎて得意ではなかった役者さんなのですがいやはや恐れ入りました>>続きを読む